高齢のため、システム開発会社(売上:約2億円)を、受託ビジネスへの進出を目指すエンジニア派遣会社へ売却。
売り手企業
事業内容 | システム開発会社 |
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売上 | 約2億円 |
売却理由 | 後継者不在 |
買い手企業
事業内容 | エンジニア派遣会社 |
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売上 | 非公開 |
買収目的 | 商品・サービスの拡充 |
スキーム | 株式譲渡 |
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概要 | 売却対象会社であるシステム開発会社は、その技術力には定評はあるものの、不況による顧客企業の投資抑制と価格競争激化により、厳しい業績が続いていた。 創業社長が高齢であることもあり、自社の技術をより活用できる営業力のある企業への売却を希望していた。 買い手企業であるエンジニア派遣会社は、メーカー向けの技術者派遣の分野で成長していたが、近年は受託業務の強化を急いでいた。 同社は、売却対象会社の受託実績と技術力を高く評価し、売却対象会社のグループ化により経営課題であった受託事業の強化が実現できると判断した。 このM&A成立により、売り手社長は、事業・雇用の継続という創業社長としての責任を果たした上で、ハッピーリタイアを実現することができた。 参考:システム開発会社のM&A・売却・事業譲渡 |