コンサルティング会社(売上:約100億円)のオーナーのアーリーリタイアに際して、経営陣がファンドとMBO
売り手企業
事業内容 | コンサルティング |
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売上 | 約100億円 |
売却理由 | 後継者不在、創業者利益の獲得 |
買い手企業
事業内容 | 投資ファンド |
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買収目的 | 純投資 |
スキーム | 株式譲渡 |
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概要 | 対象会社は、国内の大手企業を顧客として、経営からITに至るまで総合的なコンサルティングを提供し、無借金、高利益率で成長中であった。 オーナーは、数年前から会社の仕組化に注力し、また現経営陣に権限を委譲していたが、自分が抜けても会社が成長発展していける体制が整ったため、譲渡を決断。 投資ファンドを中心に打診し、複数のオファーがあったが、最終的にはグローバルに活動する投資ファンドがSPC(特定目的会社)を設立し、現社長らと共に出資し、金融機関からもローンで資金を調達して対象会社の株式を買い取るMBO(経営陣による買収)且つLBO(融資を活用した買収)の形で、譲渡が成立した。 *ファンドへの売却後、ファンド主導で上場準備にとりかかり、譲渡から2年3ヶ月後にマザーズ上場を果たした(これはファンドが買収して上場した中で最短期間と言われている)。またオーナーがファンドへの譲渡時に再出資した部分は、上場時に約4倍になった。 |