家族との時間を大切にするため、アーリーリタイア。葬儀会社(売上:約3億円)を、規模拡大を目指す同業大手に売却。
売り手企業
事業内容 | 葬儀会社 |
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売上 | 約3億円 |
売却理由 | 創業者利益の獲得 |
買い手企業
事業内容 | 葬儀会社 |
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売上 | 非公開 |
買収目的 | 規模のメリットの追求 |
スキーム | 株式譲渡 |
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概要 | 売却対象会社である葬儀会社は、長年の実績と高品質サービスにより、地元では高いブランド力を誇っていた。 しかし、同社の社長は、事業の性質上、家族と一緒に過ごす時間がとれないことに悩みを抱えており、その解決手段として、会社売却によるアーリーリタイアという道を希望していた。 買い手企業である同業大手は、かねてから売却対象会社の営業地域への進出を検討していたが、地縁のないエリアへの進出にはハードルも多く、実現には至っていなかった。 同社にとって、同エリアで実績と顧客基盤を有する売却対象会社の買収は、同エリア進出の最良の手段となるため、提案当初から、このM&Aに非常に強い意欲を示した。 両社の希望が合致していたため、交渉は、スムーズに進み、提案から僅か2か月でのスピード成約となった。 売り手社長は、業界大手企業に事業を引き継いでもらえることで、地元での評判を落とすことなく、希望通りのアーリーリタイアを実現することができた。 会社売却後、社長は、生活雑貨のセレクトショップを開業し、家族との時間を最優先に、充実した日々を送っている。 参考:葬儀会社のM&A・売却・事業譲渡 |