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M&Aの現場(BLOG)

M&A前の重要取引

よく受ける相談で、“会社を売却する前に保有している固定資産を売却処分するべきかどうか”、ということがある。
例えば、現在能力的に余剰している工場を閉鎖し、その土地の売却をご検討されている場合などである。
固定資産を売却して借入金を返済し、財務的な見栄えを良くしたいというのが、その根本にあるようだ。

ケースバイケースとしかいいようがないのだが、基本的には、固定資産の売却などは一旦止め、買い手に選択肢を残しておいた方が良い。
上述の例で言うと、買い手によって、余剰している生産能力が魅力となる場合もあるからだ。

また、具体的にM&Aの交渉が進行する中でのイレギュラーな動き(大型投資、固定資産の売却、新規出店、大型の借入・増資、役員貸付金の返済)はできるだけ避けた方が良く、どうしても必要な場合には事前にM&Aアドバイザーと買い手に相談するべきだ。

買い手は、M&Aにおいて、非常に高いリスクをとる。
リスク要因はできるだけ排除したいと思うのが当然で、売買交渉中の特別な取引には敏感に反応しがちだ。
場合によって、信頼関係が崩れ、M&A自体が破談になってしまう可能性もある。

ともかく、ご自身で悩まれず、まずは、M&Aアドバイザーまでご相談頂きたい。

籠谷智輝

12/Feb.2008 [Tue] 18:08

M&Aの時間軸

最近、ご相談を受ける案件で、急ぎのものが多くなった。

例えば、1ヶ月で会社/事業を売却したい、2ヵ月後にはM&Aを終了させたい、などである。

会社を売却するという決断は、簡単なものではないし、資金繰りに逼迫して仕方なくという事情が多いだろうから、ぎりぎりのタイミングでご相談頂くというのも理解できる。

しかし、M&Aは買い手あってのもので、仲介会社と売り手がいくら頑張っても早く片が付くというものではない。(ある程度の短縮は可能である)

弊社ホームページに記載のとおり、通常のM&Aでは、全てが完了するまで3ヶ月~6ヶ月はかかる。

時間的に余裕を持って相談頂ければ、より良い相手(買い手)にめぐり合える可能性も高くなる。

ご売却をご検討の経営者様には、是非、お早めのご相談をご検討頂きたい。

籠谷智輝

05/Feb.2008 [Tue] 18:05

不動産関連会社のM&A

不動産関連の業界紙である「週刊ビル経営」において、弊社のM&Aへの取組みが紹介されました。
後継者難、競争激化、M&Aへの理解の浸透などにより、弊社へのご相談は増えてきており、その中でも不動産関連案件の増加が目立ちます。

不動産業界は、弊社が強みを持つ分野のひとつでもあり、当業界でのM&Aをご検討の経営者様は、お気軽にお問合せ下さい。

31/Jan.2008 [Thu] 18:02

新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。
昨年は大変多くの方にお世話になりました。
この場をかりて、厚く御礼申し上げます。
有り難う御座いました。

昨年はサブプライム問題が発生し、特に8月以降、ファンドが主導する数百億円或いは数千億円以上の大型のM&A案件は減りました。
しかし、弊社が現状対象としているような中小規模のM&Aはサブプライム問題の影響は直接的には受けませんでした。
実際、弊社としても昨年は想定以上に案件(特に売却案件)が持ち込まれてきて、マーケットが堅調であることを実感しました。

MARRという雑誌がM&Aの統計をとっていてよく日経新聞などでも引用されていますが、それによると昨年の国内のM&A件数は、一昨年からほぼ横這いで3,000件弱です。
ただ、この数字はあまり実態を反映していないと思います。
というのも、MARRは主要新聞に掲載されたM&Aを集計しているようですが、新聞の紙面が飛躍的に増えない限り、(新聞としてはM&Aの記事ばかり掲載するわけにはいかないので)新聞に掲載されるM&Aの件数もそれほど増える余地はないからです。
実際のM&Aの件数は、間違いなくその数倍はあると思います。
それでも欧米に比べたら、GDP比、或いは件数比でも日本のM&Aは数分の一ですから、マーケットの拡大余地はまだまだあります。

今年もお客様のニーズに一つ一つ応えながら、より多くのお客様のお役に立ちたいと考えております。
その上で、事業基盤をより強固にし、会社の成長・発展させていきたいと思います。

本年も何卒宜しくお願い申し上げます。

藤井一郎

01/Jan.2008 [Tue] 15:18

一期一会

最近、動きだした案件で、以前に一度ご相談頂き、最近復活したという会社様がある。

まだ、夏真っ盛りの頃に一度ご連絡頂き、都内から少し離れた本社まで、ご説明に向かった。
その面談時には、売り手様の売却意思はそれほど固まっておらず、希望価格も妥当なレンジを超えるものだった。
心の片隅では、“無駄足に終るかな?”と少し思いながらも、事業を一定規模まで成長させた社長様の力に感動し、M&Aのメリット・手順などを精一杯説明させて頂いた。
結局その時は、“もう少し考えてみます”、ということで、一旦ペンディングとなっていた。

その4ヶ月後、もう一度ご連絡を頂き、今度はアドバイザリー契約も締結して頂き、具体的に動き始めることとなった。前回の弊社訪問以降他社の話も聞かれたそうだが、私の稚拙だが一生懸命な説明を気に入って下さったようだ。

我々M&Aアドバイザーは、基本的に、売り手様とは一度きりのお付き合いとなる。
期間としては長くても1年弱だ。
その短い期間に、命よりも大事かもしれない会社・事業の売却を任されるだけの信頼関係を築きあげなければならない。
このような重責を前に、自分の未熟さに冷や汗が出る。

上記案件のオーナー様は、会社売却後は海外移住を考えているそうだ。
このディールを、全力で、確実に成立させ、いつか移住先のオーナー様を笑顔で訪問したい。
そう思っている。

籠谷智輝

22/Dec.2007 [Sat] 15:15

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