対象会社は北陸で保険代理店事業を主業としており、生命保険がメインで、セミナー営業を得意とする直販型の保険代理店であった。
売主は、会社の存続・発展を考え、資金力があり、且つシナジーがある買い手企業を探索することを希望していた。
一方、買い手企業は、グループに多数の企業を有する投資会社で、グループ内に金融系の会社がいくつかあったため、グループ内でのシナジー効果も見込んで前向きに買収検討を進めた。
対象会社の課題は、資金力不足により、拠点拡大や新規事業への取組ができていないことであったが、買い手企業から売主に対し、買い手企業の資金力を使って対象会社の事業を伸ばすことを提案し、双方の意向が合致した。
トップ面談から約2カ月でM&Aが成立し、売主は当面は対象会社の社長として、買い手企業とともに会社の成長を目指すこととなった。
【保険代理店の最新M&A動向】
近年、インターネットによる直接販売や来店型の大型保険ショップの急成長等、消費者が保険を購入するルートの多様化が進み、従来型の保険代理店は厳しい経営環境に直面しています。また、2019年の国税庁による節税保険の取り扱い見直しにより、保険販売において大きな訴求ポイントであった「保険による節税効果」がなくなり、数千億規模ともいわれた節税保険マーケットが消失しました。これにより節税保険の取り扱いが大きい保険代理店は深刻な打撃を受けています。
このような小規模の保険代理店にとって厳しい環境下において、大手・中堅の保険代理店グループへの会社売却や事業譲渡を決断する経営者様が増えてきています。
当社は保険代理店のM&A支援に実績を有しておりますので、保険代理店の売却をご検討の経営者様は、お気軽にご相談ください。