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M&Aの現場(BLOG)

優良企業のルール

本日、お会いした社長の経営哲学には大変な感銘を受けた。

・営業マンには、売上ではなく粗利を目標にさせる。
・交際費は使わない。
・贅沢な車に乗らない。
・社長の給料よりは、従業員の給料を優先する。
・無駄な間接人員をおかない。
・月次決算は、翌月1週間以内に完成させる。

これらに、目新しい項目はひとつもない。
当たり前のことばかりである。
しかし、これらをただ遂行するだけで、業界標準の利益率1~2%に対して、10%前後の高利益率を維持されている。

当たり前のことを、当たり前に実行する。
簡単なようで、ほとんどの経営者・企業ができていないことである。

1時間の面談の予定が、お話を聞いているうちに2時間にもなってしまったが、多くを学ばせて頂いた意義ある面談だった。

籠谷智輝

14/Sep.2009 [Mon] 20:20

株式譲渡式

先週末に、ある案件の株式譲渡式に出席してきた。

本件は、最終のクローズまで1年以上かかったが、その間も辛抱強く待って頂いた売り手の社長の忍耐がもたらした成約であると思う。

1年超のお付き合いで、社長の経営者として姿勢に学ぶことが多く、大いに勉強になった。

社長は、今後1年間は非常勤の形で買い手企業のサポートをされ、その後は、趣味のガーデニングに専念されるとのこと。

人一倍仕事をされてきた社長には、第2の人生を存分に楽しんで頂きたいと、心より願っている。

籠谷智輝

31/Aug.2009 [Mon] 20:18

足元の業績

景気は最悪期を脱したとも言われているが、まだまだ企業業績の先行き不透明感は拭えない。

こうした状況では、買い手がM&Aの要否を判断し、また条件を提示する際、譲渡対象企業の足元の業績が極めて重視される。

ただ一方、一旦会社を譲渡することを決断したオーナー社長は経営意欲が減退し、業績が下がってしまうこともある。(従い、譲渡を希望されるオーナー社長には、「足元の業績は落とさないようお願いします」といつも申し上げている。)

今週クローズした案件は当初売却のご相談を頂いた時、業績が良かったので、比較的短期間に必ず良い買い手企業とのご縁を作れると考えていた。

ところが、実際買い手候補企業に打診を始めてみると、いわゆる不況業種と見られてしまい、なかなか有力な買い手が現れなかった。

しかし、最終的には複数社が条件を提示し、オーナー社長が納得する条件で譲渡を支援させて頂くことができた。

今回成功の要因は、この不況期で且つ譲渡を決断してからも、業績を向上させ、創業以来途切れず増収を達成したオーナー社長の経営力だと思われる。

当のオーナー社長は、「良い条件で譲り渡したいという目標があったため、それが逆にいい刺激になり、業績を更に伸ばすことができた」と仰っていた。

藤井一郎

10/Jul.2009 [Fri] 20:16

契約調印式

本日、1年半前から、ご相談を受けていた会社様の譲渡契約締結が実施された。

ご相談からかなりの時間がかかってしまったが、辛抱強く待って頂いた社長様には、心より感謝している。

この1年半は、リーマンショック等外部環境が大きく変わり、また、買い手候補の特別な事情により、契約までの期間が長期化してしまった。

しかし、成約まで漕ぎつけることができた最大の要因は、会社売却の決断によりモチベーションを下げることなく、厳しい外部環境に迅速に対応し、しっかりと業績を維持された社長の力量にあることは間違いない。

今回の不況で最も影響を受けた製造業であるにもかかわらず、今期も着実に黒字を維持されている。また、社長の人柄も素晴らしく、ネガティブな発言は一切なく、常に前向きでいらっしゃた。

朗らかな社長の笑顔同様、素晴らしい晴天下での、気持の良い契約調印式だった。

籠谷智輝

26/Jun.2009 [Fri] 20:14

「会計社長」と「丸投げ社長」

日々、様々な中小企業の社長と決算書にお目にかかる。

社長と決算書について、何らかの関係性を見出すとすれば、「会計を理解している社長の会社は、業績・財務内容が良い」ということだろう。

会計ということに関し、中小企業の社長は、2種類に大別されると思う。
自社の会計状況をしっかりと把握している「会計社長」と、税理士に任せきりの「丸投げ社長」だ。

「会計社長」はコスト管理に非常に敏感であるから、会社の経費は抑えられており、利益率が高い。また、売上よりも、利益を重視しており、無理な売上成長は狙わない。また、借入にも慎重で、過大な設備投資は行わない。また、月次決算を重視しており、会計数値の異常を適時にキャッチする。今回の金融危機のような売上が急減する局面では、固定費削減に早々に着手するなど、対応が敏速だ。

一方、「丸投げ社長」は、売上(営業成績)のみに注意を払っている。月次の売上が、目標を達成したかどうかには敏感だが、コストや利益については注意散漫となる。売上を伸ばすことに注力するあまり、利益や資金繰りが付いてきていないことに関心を払わない。過大投資により借金過多に陥っているケースも少なくない。月次決算に疎く、今回の金融危機時でも、支払が滞るようになってから、慌てはじめる。

「丸投げ社長」の会社でも、優秀な顧問税理士が付いていれば、なんとかなる。分析資料の提供や財務的なアドバイスをしている優良な税理士も多く存在する。問題は、顧問税理士のレベルが低い場合だ。単に、顧問先の状況には目もくれず、会計データの入力と税務申告書の作成のみを、淡々とこなしているような事務所も少なくない。ひどいケースでは、経理を外注している会計事務所の都合で、月次の決算が2カ月後にならないと出せないという会社があった。これでは、事業環境の変化に、到底対応できないだろう。

会計が、ビジネスマンの必須のスキルとして認知されつつある昨今だが、中小企業の社長ほど、会計を勉強する効果が絶大な職業はないと思う。

籠谷智輝

18/Jun.2009 [Thu] 20:11

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